赤ちゃんと国際線に乗る 1 バシネットの利用

まさか1歳未満の子を連れて外国へ行くことになるなんて考えもしませんでした。それはもう、いろいろ準備しましたよ。

主人が出国したのが生後3か月。さすがに生まれたては連れていけないので、どの程度育ててから行こうとか、持ち物は何をどのくらい、とか。離乳食のことも考えるともう大変な荷物でした。


航空会社によりますが、大抵は乳幼児の持ち物は大人の手荷物とは別にタダで持ち込めます。とはいえ人力で運ぶのでやっぱり大変ですが。


ベビーカーはほとんどの場合搭乗口まで使えて、搭乗ゲートのあたりで預けることができました。これはとってもありがたかったです。

国際線に限らず、アメリカの国内線でもベビーカーで赤ちゃん連れだと案内してもらえました。


赤ちゃんを連れて飛行機に乗るならバシネットが使える席だと便利です。わたしも下の子がまだ8カ月だったので利用しました。もともとよく寝てくれる子だったので特に抵抗もなくご機嫌で入っていてくれました。

けど、中にはバシネットに入ることすら拒否する子もいるとか……大変です。

バシネットは体重10kgまでだとか制約はあるようなので、よく確認してくださいね。


座席を取る時にバシネットが利用できる席を指定します。ネットでもできますが、我が家は予約した航空会社に電話して直接取ってもらいました。



離陸後、シートベルトのサインが消えるころに、キャビンアテンダントさんがバシネットを取り付けに来てくれます。

着陸の時も、シートベルトサインが出る頃に外しに来られます。



バシネット いいとこ悪いとこ箇条書き

赤ちゃんを寝かせておける

ずっと抱っこしてなくて済む

×

シートベルトサインがついている時は使えない(天候等に左右されます)

×赤ちゃんによっては嫌がって入ってくれない

×座席が限定されるので、場合によっては家族でまとまった席が取れないこともある(我が家も主人とは通路を挟んでいたのでいろいろ不便でした)



わたしが搭乗した時は気流の乱れがあったそうで、約10時間のフライトのうち半分以上バシネットが使えませんでした。

抱っこしている時は食事ができないので(エコノミーなのでそんなスペースありません)


起きている時は主人と交代で食べたり寝たりしました。ですが、主人が5カ月ほど単身赴任していたせいか、下に子がふと目が覚めた時に抱かれているのが主人だと気づくと激しく泣いて大変なので、わたしがほぼ抱っこしていました。主人はしょぼーんとしてましたが、これは仕方ない。


また、人目はあるとはいえ、夜間ずっと子供を手放しで寝かせておくのもいろいろ心配なので夜はシートベルトサインに関わらず、ずっと抱っこしたままで座って寝ていました。何か起こっても困るのでこれで良かったと思っていますが、さすがに一晩中は疲れました。たぶん赤ちゃんも同じだと思うので、やはり体力勝負だなと思います。

荷物についてはまた今度。



20180906