不法滞在扱いにされた 2 入国審査で別室に呼ばれる

8月初旬に家族そろってアメリカへ入国しました。前の項のセビス問題が不安でドキドキしていましたが、案の定別室へ呼ばれました。入国審査でのことなので、預けた荷物の受け取にも行けません。わかりやすいようにスーツケースに絵を描いて持ってきたのに成果を発揮できず。ああ無念。

 

待たされること約2時間。2歳はぐずるし0歳はおむつがボトボト。何を待ってるのかもよくわからなくなるくらい、ただ座って待ってるだけ。途中、日本語で呼ばれたと思ったら乗ってきた航空会社の方で、預けたスーツケースをその部屋の外に置いておく旨の連絡でした。「別室(何という名前の部屋なのでしょうか)」にはスーツケースすら持って入れません。ちなみに、携帯電話も眺めているだけで注意されます。飲み物とスナック菓子の自動販売機も設置されてて、長丁場になっても安心?なのか??全然嬉しくない。

あまりに長いので、トイレを貸してもらうことにしました。職員に声をかけると快く行かせてくれます。(勝手に行くとよけい話がややこしくなるほどので注意)トイレに入るのにいちいちゲートがついているので、何かすごく悪いことをしたかのような気になってますます気落ちしました。ちなみに、トイレの中にはオムツ替え台もちゃんとあります。

オムツを替えてわたしもトイレを済ませて戻ると既に解決してました。なんでも、入国管理の職員が直接大学の事務の方に電話したんだとか。入国で引っかかったのはセビスがきちんと登録されておらず、主人が不法滞在状態になっていたからです。でも、それは大学がするべき手続きを失念したせいなので、それの確認が取れたのでしょう。

とはいえ、これで全部解決ではありません。パスポートをよく見ると、入国のハンコの下に手書きで一か月後の日付が記されています。これは問題解決に一カ月の猶予が与えられたということでした。つまり、「入国した日から一カ月の間にセビスの問題を解決するように」と。そんなこと言われても、大学が対処してくれているので、個人ではもう待つことくらいしかできることはありませんが。

検疫はあっさり通過。子供の食べ物とか飲み物とか肉類の入ったベビーフードもたくさん持っていましたが、持っているものをきちんと申告カードに書いて管理官にもベビー用だと言えばちゃんと持ち込めました。黙って持って入ると規制の対象になるのでここは注意しました。

20180917