突然断水したことあるよ!飲料水は大目に備蓄すべし

とは、フロリダに来てから知り合ったママさんのお言葉です。特に飲料水は普段から多目に確保しておく方がいいですよ、と。ハリケーンシーズン真っ只中なので、そのためのことかなーなんて思っていたのですが、何もハリケーンのためだけではないことを聞いた翌日に実感する出来事がありました。

住んでいるアパート管理会社によると、の建物の不具合で予告なしにいきなり数時間断水しました。半年ほど先に来ていた主人曰く、何カ月か前にも一度あったとのこと。近所の方にも聞いてみたら、わたしたちの住む棟はどうもみんな止まっているようでした。

断水なんて初めてです。それなりに地震やら台風やらにも遭ってきましたが、断水とか停電とか、そういうのは運よく免れてきました。まさかここで、何にも起こってないのにいきなり水が出ないなんて!子供たちとアパートの敷地内を散歩して帰ってきたら主人が先に家に帰ってて、「出ない」と。

 

日本だったら大事になりそうですよね。たぶん苦情とか出る。けれど、こっちの人はおおらかでした。

「うちも出てないよー。でも、そのうち出るさ。気にするな!大丈夫だよ!」と。

前向きで良い。すぐ怒らないのもいい。でも、それでいいのか!笑

実際に3時間くらいで出るようにはなったので仰る通りでした。けれど、急に出なくなると不便だし不安だし、午後2時30分ごろからのことだったので食事の用意もできないし、お米を炊きたかったのに研ぐことすらできない。トイレは流れないしオムツ替えの後の手洗いもできない。面倒くさがって(おい)後回しにしていた食器洗いもできない。仕方がないので手洗いは飲料水のペットボトルを開けて洗いました。

日本の技術は素晴らしい。そう思うことは渡米2か月目にして結構何度も思いましたが、本当に何が起こるかわかりません。主人の職場でも、ガス漏れの疑いで荷物すら置き去りでいきなり帰宅させられた、なんてこともありました。日本だとこんなことってそうそうありません。

飲料水は常に確保する。すぐに食べられるものも備蓄する。そして、面倒くさくても今やるべきことは今する。いつぞやの流行語みたいです。

20180911