渡米前のワクチン接種

わたしが予め受けたワクチンについて書いておきます。

病院で推奨されたものと主人の職場で推奨されたものとがあります。

 

〇病院で推奨されたもの

子供の検診のために保険センターへ行った際に、わたしはなにかワクチンを打った方が良いのかと相談したら、その地域の医療センターにある海外渡航者向けのワクチン外来を紹介してくれました。そこで勧められたワクチンです。

 

B型肝炎

劇症化しやすく、慢性化する可能性もあります。

わたしは学生時代に接種して一度免疫を獲得しています。けれど、既に10年以上経過しているので免疫が切れている可能性を考慮して一回だけ接種しました。

 

A型肝炎

初めて打つので二回接種しました。アメリカでは定期接種に含まれます。一過性で慢性化はないとされていますが、大人が感染すると1から2ヵ月の入院が必要なほど症状が重いとのこと。乳幼児連れにこれは避けたいので接種を決めました。

ちなみに、子供が感染しても通常は「あれ?風邪かな?」程度で済むことがほとんどだそうです。

 

髄膜炎

初めて聞きました。さらっと説明を聞いただけでパンフレットを渡されただけだったのでピンときませんでしたが、帰宅後もらったパンフレットを読んで震え上がりました。このワクチンは予約はせずに帰ったのですが、後日電話して打ってもらえるように予約を追加したくらいです。詳しくはこちらをご覧ください。これは怖い。

 

 

この三つでした。

普通の病院だと領収書くらいしかくれませんでしが(下の項目参照)、ワクチン外来だとワクチン接種手帳を貰えました。そこに受けたワクチンの記録をしてもらえます。

日本では心配ないとされる狂犬病もアメリカではリスクがあるそうですが(アライグマ等いろんな動物が持っているそうです。結構見かけます)必ず打つ必要性はないのだとか。

ちなみに、リスなんかもものすごくよく見かけますが、かわいい外見とは裏腹にアライグマ同様病気の宝庫らしいのでくれぐれも触りに行かないように、とのこと。

リスたちも野生なのでわざわざ近づいては来ませんし、触ろうとする方が難しいと思いますが、子供は興味深々なので冷や冷やします。

 

 

〇主人の職場で推奨されたもの

これは主人の出国前から言われていたことなので、早々に普通の病院で受けました。なので、上記のワクチン手帳には記載されていません。忘れそうです。

 

破傷風

「必ず」というわけではないそうでした。子供のころに定期接種で受けていますが、これも10年たてば効力が落ちてくるんだとか。過去に受けたことがあるので一回の追加です。

万が一感染しても、早いうちなら感染後に接種しても間に合うとのこと。とはいえ、海外です。そして乳幼児連れ。ただでさえ自分のことは疎かになりがちなのに、それは危険だと思って接種することにしました。

実際、ペーパードライバーのわたしは、運転できる主人がいないとスーパーにさえ一人で行けません。

 

 

その他

 

日本脳炎

これは特に勧められたわけではありません。

子供のころの定期接種の四回目をどうも受けそびれていたようなので、せっかく受診したのでついでに打ってもらいました。

 

20180911